拝啓、天国の君へ
「もういいから。それ、あけてみてよ。」


「う〜・・・ありがと。」


と不服そうにラッピングのリボンをはずす


千尋がマフラーを見つめて目をぱちぱちさせてる


「もしかして気に入らなかった・・・?」


「いや、こんな綺麗な色俺に似合うのかな?と思ってさー・・・自信ないわ・・・」


と自信なさげに言っている


「似合うよ!私が選んだんだから・・・!」


「・・・ふっ、ありがとう。」


千尋は穏やかに笑ってマフラーを巻いた


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