拝啓、天国の君へ
ぽたぽたと私のおでこに雫が落ちてくる


千尋も泣いてる・・・?


私は腕に力を込めた。


しばらくしてそっと体が離された


「でさ、まだ返事聞いてないんだけど、付き合ってくれる?」


「・・・うん、こんな俺でよかったら・・・よろしくお願いします・・・。」


「・・・よっしゃ。」


私がにーっと笑うと千尋もニコッと笑った


私達は立ち上がって電車に乗り込む


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