拝啓、天国の君へ
「なんだ?やっぱり医者になることにしたのか?」


珍しく私が分厚い本を読んでいるから驚いてる潤君。


「は?・・・いや、ちょっと待って・・・」


・・・そうだ。私が医者になって千尋の病気を治せばいいんだ・・・!


気がつくと私は家の廊下を全力ダッシュしていた


長い廊下をまっすぐ進んでついたところはお父さんの部屋。


息を整えて深呼吸する


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