拝啓、天国の君へ
放課後になって私はいつものように駅まで走る


待合室のガラスで髪の毛を整える


「ちょっ!待ってよ。速いって・・・」


「照ってこんな足速かったか?!」


後から息を切らした聞き慣れた声が聞こえた


嫌な予感しかしない・・・!


嫌だけど、めちゃめちゃ嫌なんだけど仕方なく後ろを見る


「なんでついてきたのー?!」


「バカ!お前らが大きい声だすからバレただろ!((コソッ」


洋一がコソコソと話してるけど全部聞こえてるんだよなー・・・!


「アハハハ、何のこと?偶然だよ!ぐ・う・ぜ・ん!」


タクの乾いた笑いが響いてきた


うわぁー・・・嘘くさー。


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