恋してセンセイ。
「 きゃあああぁああ!田村さん…!! 」
忘れたいけど忘れられない過去。
思い出した途端、震えと冷やせが全身を伝う。
呼吸が乱れ始めると足から力が抜けるように壁にもたれかかる。
「 そんなに怖がらなくても大丈夫。だって初めてじゃないでしょ?今までの男と一緒と思ってくれてかまわないから 」
そう言うとあたしの上にまたがり、夏服のボタンを外していく。
「 …いやっ…、やめて…!誰かっ…… 」
恐怖からか、悔しさからか見せたくない涙が肌を通り、シャツに跡を残す。
男の人の力に勝てるわけもなく、全身に力が入らなくなると諦めたかのように
あの時のように、目を閉じた_____
バンッ!!