恋してセンセイ。
忘れられない日
そう、あれはあたしが中学2年生の時
当時あたしは小中高一貫の学校に通っていた。
翠とは親同士の仲が良く、幼い頃から一緒にいたということもあり同じ学校で、唯一の親友だった。
中学2年生の時、初めて別々のクラスになってしまい1人で過ごす日々が続いた。
新しい友達ほしいな……なんて思っても
" あれが花城財閥の一人娘みたいよ "
" 噂通り綺麗な人〜!話しかけてみる? "
" やめときなよ。お父様に言われたの。
花城さんの会社と大事な契約をしてるから絶対、娘さんに逆らうなって "
" そういえばうちもだ。新しい事業で
投資してくださる方だから、問題だけは起こすなって言われてたんだった "
" 関わらないのが1番よ。行きましょ "