恋してセンセイ。




「 田村さん…!しっかりしてっ…!!!救急車すぐ来るって!もう少しだよ!!」


「 怪我…してまっ…せん、か…? 」


「 してないよ…。あたしのっ…せいで 」


「 よかっ…たです…っ 」


「 よくないよ…!!どうして庇ったりなんかしたの!田村さんいなきゃ…うぅ…っ嫌だよぉ…… 」


「 やく…そく、しました…よね?私が、全力でっ……守ると、、、 」


溢れ出す涙と共に、田村さんを精一杯の力で抱きしめる。


力が入らないはずなのに背中に手を回し
トントン、といつものように優しく撫でてくれた。



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