恋してセンセイ。




「 あたしは好きなのに…。いつも千紘にドキドキさせられて、ズルいよ…! 」


「 ……っ! 」


「 千紘のこと知ってるから……! 」


意地悪だけど優しくて

困ってる人を放っておけなくて

あたしがピンチの時

すぐに助けに来てくれた



千紘の家に初めて行った日、
初めて自分の過去を話した時

泣いていたあたしを

何も言わず抱きしめてくれたよね…


「 辛かったな 」「 もう大丈夫だから 」


そう言いながら背中をさすってくれた。



< 140 / 382 >

この作品をシェア

pagetop