恋してセンセイ。




ただの教師と生徒の関係だけじゃ


そんなことできないよ……


「 あたし初めて公園で千紘に出会った時から、ずっと好きだもん。 」


「 ……… 」


無言で見つめる彼。


「 あたし誰よりも千紘のこと、好きな自信があるよ…!だからっ…千紘もあたしのこと好きになって……!! 」




静かな図書室に声が響き渡る。




____ドンッ



千紘の手が壁につくと、顔を近づけて耳元で囁く。


「 俺、好きじゃなくてもキスくらいできるけど 」


「 えっ…、んん…っ…ち…ひろっ… 」



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