恋してセンセイ。




「 ……綺帆どうしたの!? 」


「 ちょっとどこかで落ち着こうか 」


翠と皐月さんに支えられて人に見られない場所に移動する。


少し落ちつきを取り戻すと、さっきあったことを話し始めた。


うんうん、とあいづちを打ちながら聞いてくれる2人。


「 そんなことがあったんだ…、友達として謝るよ。ごめんね綺帆ちゃん 」


慰めるように謝る皐月さんに対して、怒りが抑えきれない翠。


「 ファーストキス奪っておきながら逃げるなんて!ひどすぎる!! 」


今にでも殴りにいきそうな勢いだ。



< 145 / 382 >

この作品をシェア

pagetop