恋してセンセイ。
素直な気持ち
文化祭の日から数日後
季節は冬になり、12月
「 うぅー…、千紘…… 」
「 また?もう元気だしてよー 」
あの日から1度も会えず、朝の全体朝会の時に体育館で遠くから見たくらいだ。
「 あたし避けられてるよね… 」
「 そんなことないよ。もともと先に逃げたのはあっちなんだし… 」
そうだけど……やっぱり辛い。
自分から会いに行きたいけど、
嫌われてたらどうしよう。
そんなことを考えていると、なかなか行動に移すことができなかった。