恋してセンセイ。




腕時計は朝8時を指していた。


1人だけ寝ちゃって申し訳ないことしちゃったな……


「 別に気にするなよ。眠かったわけでもないし、今日土曜日で仕事休みだから 」


あたしの心が読めたのか、気にかけながら優しく言う。


「 本当にごめんね…、でもありがとう 」


膝に掛けてるブランケットをギュッと握る


運転しながらチラッとこっちをみて微笑む千紘。


かっこよくて、たまに俺様だけど優しい。
絶対にモテる。女がほっとかないはず。


彼女いるんだろうな________



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