恋してセンセイ。
喋る度に吐息があたしの耳を敏感にさせる。
ピッタリとくっついてる背中は千紘の温もりを感じさせてくれた。それと同時に、自分の体が熱くなっていくのがわかる。
ドキドキが止まんない……やばいよぉ…
高鳴る心臓が飛び出そうになるのを必死に抑えながらゆっくり横を向くと、千紘は目を閉じていた。
「 千紘…?疲れてる……? 」
「 今、癒されてる。 」
「 …そっか 」
ただ一言なのに
こんなに嬉しいと思ったことは多分ない。
「 千紘…今日泊まっても、いい…? 」
「 うん。………………はぁっ!? 」