恋してセンセイ。
「 今日は綺帆も頑張ってくれたし、俺が料理作るよ 」
コートを脱いで長袖をまくると早速キッチンで調理し始めた。
その姿に見惚れながら待っていると、テーブルに複数の料理が並べられる。
「 うわー、すっごい良い匂い!チキンも丸ごと焼いちゃうなんてプロみたいー!」
「 これでも一人暮らし始めて10年だし
料理は好きだからな。…さっ、買ったケーキもあるし、食べるか…! 」
「「 いただきまーす 」」
お、美味しい……!!
あまりにも美味しすぎて、食べるのがもったいないと思ってしまう自分がいる。