恋してセンセイ。




学校の話や自分たちの話をしながら料理も食べ続け、作ってくれた料理を完食すると冷蔵庫からケーキを出す。


「 あたしの大好きなチョコレートだ!
ケーキも買ってくれてありがとう…! 」


「 綺帆はチョコが好きだもんな。ってか切るのもめんどいし、そのままフォークで食べるか 」


「 うん…!! 」


2人でホールのケーキをつつくようにフォークで食べる。


切って分けて食べるよりも距離が近くなり、より深くお互いを知ることができる気がした。


あたしにとって、魔法の食べ方だ。


「 お腹いっぱいだぁ…、でも美味しかったー!ごちそうさまでした 」


幸せに酔ってるかも…

千紘には感謝しなきゃ。



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