恋してセンセイ。




近くにあった鏡で確認する。


「 うわ、可愛い。ありがと千紘…! 」


「 まだ動くな 」


まだ…?なんだろ…


手元をコソコソしてると急に前を向かされる。そして首に何かが触れた。


えっ…、ネックレス…?


鏡を見ると、首元にハート型のダイヤのシンプルなデザインのネックレスが付けられていた。


「 これ、も…? 」


「 お前は俺だけのもんだから。今は教師と生徒だし、それ以外にも乗り越えなきゃいけない壁はたくさんある。でも俺たちなら大丈夫だろ?俺が綺帆を守るから 」


「 うん…、じゃあ千紘はあたしが守るから…!絶対っ! 」



あっ…!!



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