恋してセンセイ。




「 ちょっと待ってて…!!! 」


慌てて部屋に向かう。


「 ほんとお前は強いな…そういうところマジで好きだけど 」


千紘の言っていたことを聞く余裕もなく、小さな小包も持って急いで戻る。


「 お待たせー!これっ、あたしから 」


「 俺に? 」


「 うん…! 」


反応はどうなんだろう…


気に入ってくれるかなぁ…


可愛くラッピングされた袋をゆっくりほどきながら開けていく。


初めて異性にあげるプレゼント


こんなに緊張するもんなんだ……



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