恋してセンセイ。




「 アホ…!なんで勝手に呼んだりしたんだよ! 」


" お前らが次の日仕事だって言ってたから心配して、迎えに来てもらおうと思って電話したんだろ "


「 それは…悪かった。でも知らない女はもう呼ぶなって言っただろ。マジでこれはやばいって… 」


知らないやつとキス…って…

俺マジで最低だわ…


電話を切って冷静を保とうと目を瞑る。


もし綺帆が知らない男とキスしたら……。自分がしたことと同じようなことをされたらと思うと、俺は正気じゃいられなくなる。


今更だが、自分のしてきた汚い過去が
これほど最低なことだと思い知らされた。


「 とりあえず謝るしかないな…… 」



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