恋してセンセイ。




「 あぁ、気をつけて。 」


「 送ってくれてありがとう。朝食も美味しかった!また連れて行ってね。 」


次…なんて、あるわけないよね。

最初で最後_____


「 いつでも連れてってやるよ。 」


えっ…、また会ってくれるの…?


「 その代わり、俺と1つだけ約束。キャバクラ辞めてちゃんと学校行くこと。 」


「 絶対…? 」


「 もちろん絶対。辛くなったらいつだって話聞くから、少しだけ頑張ってみろ 」


楽しくない、行く意味もない。そう思ってたけどこのままじゃダメだよね。だから…


「 行ってみる。一応、頑張ってみるよ 」


そう約束して、彼の車を見送った。



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