恋してセンセイ。
似たもの同士
「 あたし、こういうとこ来てみたかったの…! 」
ゲームセンターで騒ぎ出す麗奈さん。
車に乗ってる時は脅すために暗いところに連れて行かれると思ってたのに…
まさかゲームセンターだったとは…。
「 ねぇ、そろそろ名前教えてくれない?なんて呼べばいいの? 」
「 あっ…、綺帆です… 」
「 綺帆ね。…じゃあ綺帆!あれやらない?」
麗奈さんが指を指す方向には、大きなぬいぐるみのUFOキャッチャーあった。
そのぬいぐるみを取るために真剣な目で、慎重に操作をする。
「 どうして取れないの!?取れない仕組みにでもなってるんじゃないの? 」