恋してセンセイ。
真冬の夜空
「 もしもし? 」
「 千紘ぉ……っ 」
「 綺帆?…泣いてるのか?どうした?」
「 …会いたいよっ… 」
なぜか無性に会いたくてたまらない。
今すぐ千紘の顔が見たい…
「 わかった。すぐ行くから待ってろ 」
そう言って電話が切れた。
居場所言ってないのにわかるのかな…
このまま会えなかったりして……
被害妄想が始まるともう止まらない。
マイナス思考の考えをするなんて、
今日のあたしは、かなり弱ってるみたいだ
不安と戦うこと数分、
言葉通りすぐに千紘は来てくれた。