恋してセンセイ。




あの日の夜、千紘と約束したんだ。


" 麗奈とけりをつけるまでは会わない。
でも絶対迎えに行くから、待ってろ。 "


そう言われたときは、辛かったけど

千紘のこと、信じてる…


あたしに出来ることは待つことだもんね




春休みになり、いつもと変わらない日常があっという間に過ぎて行った。


そして、4月。


新学期を迎えたあたしたたは、3年生になった。


「 翠と同じクラスでよかったぁ…… 」


「 ほんとだよ!3年間一緒ってすごくない!?まぁ、1年の頃はあたし1人だったけどね〜? 」


「 あの時はごめんって〜… 」



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