恋してセンセイ。




お母さん……!?


母からの電話かと思い、画面を見ると
自宅の番号が表示されていた。


ん?なんだろ…


自宅からなんて、滅多に掛かってきたことないのに。


「 もしもし? 」


「 綺帆様…!五平でございます。先ほど病院から連絡があって…奥様が…っ…!」


…え…っ……


頭の中が一瞬で真っ白になる。


「 綺帆?どうした…? 」


千紘の心配してる声が遠くに聞こえて

何が起こったのか、わからない…


「 綺帆…!大丈夫か? 」


「 …お、お母さんがっ…事故で…っ…、病院に…運ばれたって…… 」



< 271 / 382 >

この作品をシェア

pagetop