恋してセンセイ。
千紘の家に着くと、持ってくれていた荷物を受け取って部屋に案内される。
「 この部屋使って。一切使ってないから綺麗な状態だと思う。ベッドとか必要な家具は揃ってるから大丈夫だよな? 」
「 うん、ありがと 」
荷物を置いてリビングに戻ると
「 …腹減った〜 」
「 あたしも。…何か作ろっか 」
「 マジで?じゃあ俺も手伝うよ 」
部屋着に着替えて2人でキッチンに立つ。
千紘が切った野菜をあたしが炒める。
「 なんかこういうの、憧れてた… 」