恋してセンセイ。
「 こういうのって? 」
「 好きな人と一緒に暮らして、料理したり……今みたいなこと 」
「 そんなのこれから先、飽きるほどできるだろ。いずれ結婚するんだし 」
……っ!?
軽く大胆発言したよね、今…!!
自分のした発言に戸惑うことなく、料理に夢中な千紘。
「 今のって…プ、プ、プロポーズ…? 」
一応、聞いてみる。
「 …なに、しないの?俺、綺帆以外の女とか考えられないし、マジで本気なんだけど 」
これって、ちょっとキレてる…よね?
「 綺帆は俺以外の男を好きになれんの?まぁ、多分無理だろうけど 」