恋してセンセイ。




家に着いて袋に入ってる野菜を出していると、値段のところにおじさんの名前が表記されていた。


高山 徹


高山さんっていうんだ…



ガチャッ


「 綺帆〜 」


ナイスタイミングで千紘が帰ってきて、
「 おかえり〜 」と答えると早速お母さんのことと、おじさんのことを報告する。


「 お母さん意識戻って安心した……!!本当によかった。おっちゃんにも会えたみたいだし、良い1日だったな 」


「 うん…! 」


「 時間ができたら俺もお見舞いに行くから。お母さんに伝えといて 」


あの時、学校に行けなかったことを悔やんでいるみたいだったから


千紘が来てくれたら、きっと嬉しいはず…



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