恋してセンセイ。
「 また園田に変なことでも言われたんだろ?……あいつ… 」
「 確かに言われたけど…あたしも知りたかったから聞いたの。もう1年になるのにキス以上のことはしないから…… 」
自分の口から言うのって
ほんと恥ずかしい。
「 なに、不満なの? 」
「 …不満とかじゃないけど、千紘とならいいかなって思っただけ… 」
恥ずかしくてうつむいていた顔を覗き込むように千紘が見つめる。
すると、膝の上に座っていた状態のままあたしをお姫様抱っこをするように抱きかかえてベッドの上におろす。
「 えっ…、千紘? 」
「 俺は大人として今まで我慢してたけど綺帆がいいって言ったんだからな?修学旅行中だけどいいんだよな? 」
「 ちょ、ちょっと…待って…! 」