恋してセンセイ。




翌朝、急いで着替え終えて千紘の部屋からこっそり出て自分の部屋へ戻った。


奇跡的に誰にも会わなかったことに
ホッとする。


部屋へ入ると翠がベッドに座っていた。


「 翠……? 」


「 綺帆…っ…! 」


どこかぎこちなくて落ち着きがない翠。


この表情からすると、きっと翠たちも一線を越えたに違いない。


黙り込むこと数秒___


「 あたし……しちゃっ…た… 」


翠の口が動いた。


「 …あたしも 」


「 ほんとに!?綺帆も!? 」


その場で女子高生らしい報告会が始まり、全体の集合時間になるまで語り合った。



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