恋してセンセイ。




修学旅行最終日


正直言うと…あまり覚えていない。


動く度に体に違和感があり、その度にあの時の千紘の顔を思いだしてしまう。


そんな千紘は何もなかったかのように、他の先生たちや生徒と観光を楽しんでるようだ。


旅行中にあんなことしたっていうのに…
大人の余裕ってやつね…。


でも千紘と1つになれたこと、
言葉では表せないくらいに嬉しかった。


隣の部屋の先生たちにバレないように声を抑えて、常にハラハラドキドキしてる状態で…


これも忘れられない1つの思い出として
残してもいいよね…。



いろいろあった修学旅行、

思い出1つ1つを心に留めて



最終日を終えた。



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