恋してセンセイ。
第10章

ありがとう…





修学旅行の日から1ヶ月後


新年を迎えて、あたしは久しぶりにあるところに来ていた。


「 おじさん…!」


「 ……綺帆っ… 」


おじさんに会いに久々に市場に行ってみると、駐車場でたまたまおじさんと遭遇する。


「 あけおめ〜!おじさん久しぶりだね。あっ、これ!修学旅行のお土産っ 」


沖縄で買っていたおじさんに似合いそうな服とご当地のお菓子やおつまみが入った袋を渡す。


「 美味しそうなものから選んだの。服は絶対におじさんに似合うと思う…! 」


「 綺帆ぉ…… 」


今にでも泣きそうなおじさん。


そんなに嬉しかったんだ…


喜んでもらえてよかった。



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