恋してセンセイ。
きっとこの人も気分が悪くて寝たい気分なんだろう。
特に気にすることもなく目を閉じた____
……シャッ
目を閉じたと同時にカーテンの開ける音。
「 綺…帆…? 」
そこに立っていたのは、千紘だった。
「 えっ…どうして…、な、なんで? 」
「 こっちが聞きてーよ!なんでここにいるんだよ!まさかこの学校の生徒…? 」
「 千紘が学校行けって言うから。だからここにいるんだけど…、千紘は? 」
彼がここにいることに衝撃が強過ぎて、
体調不良だったことを忘れさせていた。
「 俺、ここの教師。科目は数学で一応、生徒指導の担当なんだけど… 」