恋してセンセイ。
先生と生徒
千紘が教師……?
「 この香水の匂い、前会った時と一緒だったから、まさかとは思ったけどマジで偶然だな 」
いつも愛用してる香水。
千紘は覚えていてくれたんだ
「 教師みたいだなって思っていたけど
本当に先生だったんだね 」
ワイシャツにスーツのズボンに革靴、
見事に着こなしてる彼はやっぱりかっこ良くて
つい見惚れてしまう。
「 なに、俺そんなにかっこいい? 」
そんな自信満々に言うところもなぜか
かっこ良く見えてしまうあたしは異常なんだろうか。
でも彼を見れば見るほど思い浮かぶのは、昨日の光景。
「 キス…してた…… 」