恋してセンセイ。

先生と生徒





千紘が教師……?


「 この香水の匂い、前会った時と一緒だったから、まさかとは思ったけどマジで偶然だな 」


いつも愛用してる香水。

千紘は覚えていてくれたんだ


「 教師みたいだなって思っていたけど
本当に先生だったんだね 」


ワイシャツにスーツのズボンに革靴、
見事に着こなしてる彼はやっぱりかっこ良くて


つい見惚れてしまう。


「 なに、俺そんなにかっこいい? 」


そんな自信満々に言うところもなぜか
かっこ良く見えてしまうあたしは異常なんだろうか。


でも彼を見れば見るほど思い浮かぶのは、昨日の光景。


「 キス…してた…… 」



< 50 / 382 >

この作品をシェア

pagetop