恋してセンセイ。
お互いの目が合って数秒
「 できないことはないけど、しないよ。
予想外だったけど教師と生徒の関係だし、昨日のは飲み過ぎて本当に記憶がないだけだから。誰とでもするってわけじゃないよ 」
いいよ。なんて言って、してくれるのかと期待していた自分に嫌気がさす。
「 あのあとホテルに…? 」
「 行ったっていうか、朝起きて気づいたらホテルだった……よく知ってるな 」
あの雰囲気を見れば誰だってわかる。
「 こんなことよくあるの? 」
「 飲み過ぎて酔ったときは…たまに。
あっ、またヤキモチ妬いちゃった? 」
「 ……妬いちゃった。 」