恋してセンセイ。
「 寂しいって顔に出てる 」
「 …えっ!?あっ、うん… 」
「 今つけてるピアス没収。 」
あたしの耳を指で差しながら、早く。と言わんばかりに手のひらを動かす。
意外と厳しい校則…
つけていた3つのピアスを取って千紘の手のひらに置いた。
「 1つずつ取りに来い。そしたら3日間は会えるし。良いアイディアだろ? 」
千紘の言葉に驚いてしまう。
「 綺帆のタイミングで生徒指導室に来いよ?…じゃあ俺もう行くから 」
そう言うとベットから離れて入口のドアへ向かう。