恋してセンセイ。




「 でもさ、あの日の夜に出会って、学校行く決心がついて、その学校で再会した。これって運命なんじゃない? 」


「 そうなのかな…?あたしはずっと好きなままでいたいけど 」


翠が言った運命という一言が不安から徐々に自信へ変わっていく。


「 あたしはいいと思うよ!教師であろうと好きになるのは自由だし。応援する!」


「 ありがとう…! 」


後悔だけはしたくない。だから、

自分に素直でいよう

そう思った。




そして1ヶ月、2ヶ月とあっという間に過ぎて行き、学校にも慣れてきた頃


あたしたちに夏休みがやってきた。



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