恋してセンセイ。




〜〜〜♪


その時、千紘の携帯が鳴り響き電話に出る


それと同時にあたしと翠は耳を傾けた。


" もしもし。あっ、明後日から行けるから。はいはい、よろしくー。じゃあな "


翠と目が合う。


「 千紘、明後日から海に行くの? 」


「 なんで?山に行くけど 」


「 その電話の相手、声大きくて全部聞こえてたけど。海の家に行くんでしょ? 」


「 はぁ〜…、まさか……… 」


そう、そのまさかです!


「 お願い、あたしたちも連れてって!ね、翠っ! 」


「 そうだよ!補修も頑張って約束通り5日で終わらせたし、ご褒美ってことで!」



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