恋してセンセイ。




「 高校の頃の千紘はさっ…… 」


ご飯を食べながら高校時代の話を皐月さんが話してくれる。


その話でわかったこと。


千紘はあの頃から常にモテて、周りには女の子で溢れていた。

彼女がいなかったことはない。


過去だから気にしない…そう思ってたけど実際に聞くと、意外と辛い……


そんなこんなで盛り上がり、片付けを終えると自分たちの部屋へ戻った。


「 さっきの話気にすることないよ!どうせ今は別れてるんだし。まぁ、見た目からしてそんな感じするとは思ってたけど 」


「 でも、今彼女いないっては言ってなかったよ。もしかして…いるのかな…? 」


「 いたとしても奪えばいいじゃん!それくらいの気持ちが大事だよ! 」



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