恋してセンセイ。

綺帆の過去





その日の夜、放課後の出来事を翠に話す。


「 ばかっ!慎吾と2人で会ったの!?人通りの少ないあの階段の所で!?危ない奴だって知ってるでしょ!何もされてない!?大丈夫だった!? 」


覚悟はしてたがやっぱり怒られた。


「 何もなかったよ。今日思ったけど、そこまで悪い人でもない気がする。まだ翠のこと好きって言ってたよ 」


「 そんなの今更信じられるわけないじゃん!あたしはもう何とも思ってないし 」


呆れながら話す翠。

この態度から未練はまったく感じられない


「 まぁ、あっちにいたおかげで千紘にも会えたし…先輩には少しだけ感謝かな 」


「 ほんとポジティブなんだから 」


先輩の話が終わると、千紘の話で盛り上がりそのまま眠りについた。


放課後楽しみだなぁ〜


そんなことを考えながら_____



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