free life
第4節 逃げ道
残り1ヶ月に迫った春のワンマンライブ......。
まだまとまりのないバンド。
これから先は 個人練習となっていった。
それにしても1ヶ月後というのに全然上達していかない。
もう何時間ギター弾いてるのだろう。
指も痛い。
逃げ出しそうになったりもした。
でも怖いから......ひたすら練習するしかなかった。
同じ曲を1時間くらい。同じパートを何回も繰り返した。
さすがに飽きる......。
「ちょっといいかしら。」
先生が呼びかけた。皆は先生のまわりに集まる。
「今日からこのスケジュールでいくことにします。」
黒板に貼られた 一枚のプリント。
「えーと。1時間筋トレ......。それからまた30分間個人練習。それからバンド練習......。のこり5分間はミーティング...。」
部長が読み上げるが もちろん楽なものではない。鬼畜だった。
まだまとまりのないバンド。
これから先は 個人練習となっていった。
それにしても1ヶ月後というのに全然上達していかない。
もう何時間ギター弾いてるのだろう。
指も痛い。
逃げ出しそうになったりもした。
でも怖いから......ひたすら練習するしかなかった。
同じ曲を1時間くらい。同じパートを何回も繰り返した。
さすがに飽きる......。
「ちょっといいかしら。」
先生が呼びかけた。皆は先生のまわりに集まる。
「今日からこのスケジュールでいくことにします。」
黒板に貼られた 一枚のプリント。
「えーと。1時間筋トレ......。それからまた30分間個人練習。それからバンド練習......。のこり5分間はミーティング...。」
部長が読み上げるが もちろん楽なものではない。鬼畜だった。