free life
無事にLIVEも終わった。
部員全員が出れたわけではないが...。
大丈夫。きっと戻ってくるよね。
そう信じて私は海人と待ち合わせした公園まで走った。
「ごめんっ!待った?」
「いや、大丈夫だ。愛唯、お疲れな。良かったぜー。」
「そう?ありがとう。海人もお疲れ。」
「おう!」
そう言って私は海人の隣に座った。
「それにしても愛唯なつかしいなぁー。元気にしてたか?」
「うん。」
そんなくだらない話をしていた。
でも 楽しかった...。ちょっとチャラくなってしまったけどなんにも昔と変わっていない。
「俺、高校のときこっちに戻ってきたんだ。悪いな。連絡できなくて...。」
「いいよ、忙しかっただろうし。」
「おう...。そろそろ帰るか...。」
「うん。」
海人は立ち上がって背伸びをした。
「ねえ。次いつ会えるの?」
「さあな。」
そう言って海人 は私の頭に手を乗っけた。
「......あのさ......俺......。」
「ん?」
「......いや、なんでもない。早く行こうぜ。」
そう言って走り出す海人。
「ちょ、ちょっとまってよ!」
「はやく、来いよ!」
18時というのにまだ明るい。
もう夏が来ようとしてるんだ。
今年の夏はどんな日になるのかな....。
そんなこと思いながら満面の笑みで走ったのであった。
つづく。
部員全員が出れたわけではないが...。
大丈夫。きっと戻ってくるよね。
そう信じて私は海人と待ち合わせした公園まで走った。
「ごめんっ!待った?」
「いや、大丈夫だ。愛唯、お疲れな。良かったぜー。」
「そう?ありがとう。海人もお疲れ。」
「おう!」
そう言って私は海人の隣に座った。
「それにしても愛唯なつかしいなぁー。元気にしてたか?」
「うん。」
そんなくだらない話をしていた。
でも 楽しかった...。ちょっとチャラくなってしまったけどなんにも昔と変わっていない。
「俺、高校のときこっちに戻ってきたんだ。悪いな。連絡できなくて...。」
「いいよ、忙しかっただろうし。」
「おう...。そろそろ帰るか...。」
「うん。」
海人は立ち上がって背伸びをした。
「ねえ。次いつ会えるの?」
「さあな。」
そう言って海人 は私の頭に手を乗っけた。
「......あのさ......俺......。」
「ん?」
「......いや、なんでもない。早く行こうぜ。」
そう言って走り出す海人。
「ちょ、ちょっとまってよ!」
「はやく、来いよ!」
18時というのにまだ明るい。
もう夏が来ようとしてるんだ。
今年の夏はどんな日になるのかな....。
そんなこと思いながら満面の笑みで走ったのであった。
つづく。