free life
第2節 明音の後悔
明音side
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もうこんなジメジメとした空気にはうんざりだった。
部活を抜け出した。
練習について行けなくなった。
あれから部室に行くこともなくなったうちは、楽器屋さんに行き 壁にはってある掲示板を見ていた。
『ベースとギター募集中!一緒にバンドやろうぜ!!』
『ボーカル募集中...メンバー...』
部外で活動しようと思った。そのほうか楽だ。
でもなかなか いいバンドが見つからない。音楽性も合わないとこばっかりだった。
今日も見つからなかったか...。
そう呟いて 帰ろうとした。その時 聞き覚えのある声で話しかけられた。
「あ、明音...。」
彩音だった。
「彩音...?」
彩音も同じ掲示板を見ていた。
そして彩音も同じことを思ったのか質問してきた。
「明音、いいバンド見つかったの?」
「いやぁ......。」
曖昧に答えてみる。
「私は...見つけた。」
「え?!彩音......」
戻らないの...?そう言おうとした。しかし彩音の声にかき消される。
「私 戻らないから。あそこは、私の居場所じゃない。」
そう吐き出して 行ってしまった。
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もうこんなジメジメとした空気にはうんざりだった。
部活を抜け出した。
練習について行けなくなった。
あれから部室に行くこともなくなったうちは、楽器屋さんに行き 壁にはってある掲示板を見ていた。
『ベースとギター募集中!一緒にバンドやろうぜ!!』
『ボーカル募集中...メンバー...』
部外で活動しようと思った。そのほうか楽だ。
でもなかなか いいバンドが見つからない。音楽性も合わないとこばっかりだった。
今日も見つからなかったか...。
そう呟いて 帰ろうとした。その時 聞き覚えのある声で話しかけられた。
「あ、明音...。」
彩音だった。
「彩音...?」
彩音も同じ掲示板を見ていた。
そして彩音も同じことを思ったのか質問してきた。
「明音、いいバンド見つかったの?」
「いやぁ......。」
曖昧に答えてみる。
「私は...見つけた。」
「え?!彩音......」
戻らないの...?そう言おうとした。しかし彩音の声にかき消される。
「私 戻らないから。あそこは、私の居場所じゃない。」
そう吐き出して 行ってしまった。