free life
「じゃあ私鍵返してくるから。先かえってて。後で追いかける!」

「おーう。おつかれー!」

3人の帰り道。明音はつぶやいた。

「なぁ......。なんで皆は軽音部入ったん?」

「急になによ。」

「んーなんとなくやけん?」

「......クスッ」

ひとりが笑えば皆つられて笑い出す。

「あはは......おかしぃ......!」

馬鹿だし個性的だし。付き合ってらんないけど なぜか馴染んでしまったんだ。

「おーい!おまたせー!」

有衣の声がする。
そして4人揃って 大きな影ができた。
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