Dragon's Dogma ~数多の伝説に埋もれる一片の物語~
「こんなふうですけど……本当に大丈夫ですか?」
「バッチリだよ♪やっぱり美少女は何しても美少女だよね。あ、姉さん、もう少し髪、明るくしてあげてよ。」
「……私の見る限り、ほぼ再現できたかと。」
「えー、もっとキレイだよ。そんなに褪せてないよ!」
「ほら、マチルダさん。動くと上手く結べません。
 ……これでよし、っと。ドロシーさん、こんな感じでどうでしょう?」
「私に聞かれても答えにくいんですけど……とりあえず、新しいマチルダさんを見た、という感じです(笑)」
「トバ、流石ですね。お見事です。」
「トバちゃん、鏡!二つ結びなんて、本当に小さい時しかしたことないから、超変な感じ……って、これ、全然似合ってない~(泣)」
「さぁ、あとは衣装ですね。お二人とも背はそんなに変わらないから、そのままいけそうな気がします。」

……。

「げっ……。」
「どうされました?」
「な、何でもないよ。(ドロシーちゃんってば、こんなにウエスト細いの?ぐぎぎ……締める。絶対に締めてみせる!)」

「ドロシーさん、今度はこちらを着けてください。……?手が止まってますよ?」
「い、いえ、あ、そっちですね(胸当てのサイズが合わなくてカタカタするぅ……)」

ポーンギルドの一室での出来事。
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