あの日ぼくらが信じた物
ぼくらは暫く茫然としていたけど、みっちゃんのお婆ちゃんが言っていたのが本当だと解ると石を拾い上げ、周りを気にもせずに抱き合いながら喜んだ。
「ね? ね? 嘘じゃ無かったでしょ?」
「うん! 凄い、凄いよみっちゃん!」
さんざん2人で抱き合って飛び跳ねていると、どこからともなく声がした。
「若い人はいいねぇ」
お参りに来ていた岡本のばあ様だった。
ぼくらは余りに嬉しくて、ばあ様が来ていたのにも気付かなかったんだ。
「ああ、お婆ちゃん。こないだはお新香ありがとう、ママもパパも美味しかったって」
みっちゃんはそう言ってぼくから離れて行ったけど、抱き合ってた時に彼女の胸が当たって気持ち良かったのは内緒だ。
「もう一度やってみる?」
岡本のばあ様も居なくなったので、暫くは邪魔も入らない筈だ。
「ね? ね? 嘘じゃ無かったでしょ?」
「うん! 凄い、凄いよみっちゃん!」
さんざん2人で抱き合って飛び跳ねていると、どこからともなく声がした。
「若い人はいいねぇ」
お参りに来ていた岡本のばあ様だった。
ぼくらは余りに嬉しくて、ばあ様が来ていたのにも気付かなかったんだ。
「ああ、お婆ちゃん。こないだはお新香ありがとう、ママもパパも美味しかったって」
みっちゃんはそう言ってぼくから離れて行ったけど、抱き合ってた時に彼女の胸が当たって気持ち良かったのは内緒だ。
「もう一度やってみる?」
岡本のばあ様も居なくなったので、暫くは邪魔も入らない筈だ。