あの日ぼくらが信じた物
「みっちゃん寒いよ! 早くやろう、結婚式!」
「そうね。風邪引いちゃうもんね」
そしてぼくらは誓いの言葉を交わして、オーロラのベールが揺れる暗天の下で長いキスをした。
それを祝ってくれる参列者も華々しい音楽も無かったけど、にわかに動きを早めたオーロラが、まるでぼくらを祝福してくれているかのようだった。
「あきらくん、愛してる」
「ぼくもみっちゃんを愛してるよ、心から」
またキスを交わし、抱き締め合った2人だったけど、寒さに耐えきれなくて別荘へと飛び帰ったんだ。
「あきらくん、シャワー浴びましょう。温まるわよ?」
「そうだね……えっ?! シャワーだって? い、一緒に?」
ぼくはその余りにも大胆な発言に、カチコチになるのさえも忘れてただあんぐりと口を開け放っていた。
「そうね。風邪引いちゃうもんね」
そしてぼくらは誓いの言葉を交わして、オーロラのベールが揺れる暗天の下で長いキスをした。
それを祝ってくれる参列者も華々しい音楽も無かったけど、にわかに動きを早めたオーロラが、まるでぼくらを祝福してくれているかのようだった。
「あきらくん、愛してる」
「ぼくもみっちゃんを愛してるよ、心から」
またキスを交わし、抱き締め合った2人だったけど、寒さに耐えきれなくて別荘へと飛び帰ったんだ。
「あきらくん、シャワー浴びましょう。温まるわよ?」
「そうだね……えっ?! シャワーだって? い、一緒に?」
ぼくはその余りにも大胆な発言に、カチコチになるのさえも忘れてただあんぐりと口を開け放っていた。