お姫様は月に恋をする
旅達を胸に刻み
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痛い・・・身体中が痛い
目を覚ますと木にシミだらけの薄いシーツをひいただけのベットで寝転んでいた。
小さな部屋
天井には蜘蛛の巣がはっている、ベットのすぐ横に食卓?みたいな机と椅子、お世辞でも綺麗とは言えない。
痛む身体を無理矢理起こし辺りを見渡した。
奥の扉の手間いにある椅子に男の人が座って寝ている、顔は見えないが若そうだ。