ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

ん……?なんだかフワフワしたなにかに抱きしめられているような…。




いつも寝る時掛かるのは、薄い使い古したタオルケット。




だから、そんなものがこんなフワフワしてるはずなんてないんだけど?




ゆっくりと目を開ける。




「んん………ん?んん!?」




目の前には気持ちよさそうに眠るものが…。




え?え?何これ…誰!?え?わたしまだ夢の中??



目の前に眠るものの頭にはケモノ耳というか、コスプレのような猫耳?みたいなのがついてて…腰にはまさにシッポと呼ばれるものがクルンっと丸まっている。

< 1 / 387 >

この作品をシェア

pagetop