ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
きょとんとした顔で、次の言葉を待っている。
「レ、レトに…頭撫でて欲しい!!ほらっ先輩にしてもらえた時に緊張しないように!!」
「…あ〜〜!!なるほど!!!え、でも予習の相手が僕なんかでいいの?」
「レトがいいの!レトだからやってもらえると嬉し…いの……っ!!」
途中まで言って、気がついた。
だけどもう、すでに手遅れ。
レトは顔を真っ赤にさせて固まっていた。
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