ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

きょとんとした顔で、次の言葉を待っている。




「レ、レトに…頭撫でて欲しい!!ほらっ先輩にしてもらえた時に緊張しないように!!」




「…あ〜〜!!なるほど!!!え、でも予習の相手が僕なんかでいいの?」





「レトがいいの!レトだからやってもらえると嬉し…いの……っ!!」




途中まで言って、気がついた。




だけどもう、すでに手遅れ。




レトは顔を真っ赤にさせて固まっていた。

< 102 / 387 >

この作品をシェア

pagetop