ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
キッチンのところに戻ったレトは、テキパキと進めている。
そう言えば…友達のところに行って遅れたって言ってたっけ。
…ん?友達?
え?待って?人間の友達がいるってこと?恋愛のアドバイスをしてくれる友達が…?
モヤモヤと色んなことが思い浮かぶ。
…もしかして、女の子?
「…ねぇレト。」
「んっ??どうしたの??」
「レトが遅れたの、友達のところに行ってたからって言ったよね?」