ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「いいもなにも、キミはわたしの友達にならなきゃダメ。…わたし、結愛っていうんだ。キミって呼ばないで友達同士は名前で呼ぶんだよ!」




ゆ、ゆあ……。



ゆあと友達……かっこよくて、コロコロと表情を変えて可愛い女の子。



「ゆあっ、ありがとう……すごく嬉しい。」




ギュッと抱きしめる。



「わあ、わりと力は強い…そっちの名前は?」




「ああっ……僕はレトっていうんだ。」




「レト、よろしくね。友達になったから握手!」




「あ……うん!!」




そうして、ゆあと友達となった。




それから毎日ゆあと一緒に遊んだ。

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